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 昨年度は、共同学校事務室で実際に進められている取組の内容等をもとに、組織性と継続性の観点から、意識すべきことや必要となる要素について研究を進めました。
 令和6年9月13日に行われた研究大会では「学校事務職員の学びと育成」〜資質・意欲の向上をめざして〜をテーマに、共同学校事務室ごとに、室員の構成や状況、特色、課題等には違いがあり、目標や取組については室ごとに違いがあるが、共同学校事務室の目的達成に向け、室員が最大限の力を発揮できるよう、室長等が組織をマネジメントするなかで、室員同士が互いに学び支え合うことによる「相互補完」の関係を構築し、組織として学校経営に参画していくことが、これからの学校事務職員のあり方の一つであると提案しました。
 お忙しいなかたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
 今年度は昨年度に引き続き、人材育成やキャリア形成の観点から、共同学校事務室での取組事例をもとに「学校事務職員の組織における人材育成」と「これからの学校事務職員の役割と学校事務のあり方」を柱に研究を進めます。
 令和7年8月1日に開催される全国公立小中学校事務研究大会「滋賀大会」の分科会では、大会テーマである「学びの環境整備」と、これからの「学校事務職員のあり方」について、全国の皆様とともに考え、想いを共有する場となれば幸いです。

 令和7年度 研究部の活動テーマ及び方針(令和7年度 総会議案書より)

(1)学校事務職員に求められる役割についての研究
 より質の高い学校教育目標の達成をめざすためには、すべての学校において基礎基本となる業務が適正に行われるよう、事務の標準化や平準化と学校事務職員全体の資質向上を図っていく必要があります。令和7年度開催の全国公立小中学校事務研究大会 (滋賀大会)の大会テーマである「学びの環境整備」について、昨年度に引き続き、人材育成やキャリア形成の観点から、共同学校事務室での取組事例をもとに「学校事務職員の組織における人材育成」と「これからの学校事務職員の役割と学校事務のあり方」を柱に研究を進めます。

(2)業務改善に関する研究
 日々の業務と共同学校事務室の双方の視点から、学校事務の領域全般を視野に入れ、学びの環境整備と適切な事務処理に向けた実務実践を進め、より効果的・効率的な業務改善について研究を行います。

(3)学校事務の調査及び統計
 @会員の意見や実践事例等を、研究や本会の活動に活かすため、必要な実態調査及び意識調査を実施します。
 A全国的な学校事務の状況や、関係団体等の研究内容を調査し、研究に活かすとともに、調査結果について情報提供を行います。







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